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店主のお気楽ミュージック アーカイブ

2007年04月10日

大好きな一枚シリーズ(その1)

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勝手に店主の「大好きな一枚シリーズ」第一弾は、ウエス・モンゴメリーの "The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery"です。英語の発音が苦手な私はこのアルバムを勝手に「イングリ・モングリ・ジャズギター」といっています。(ウエス教の皆様、誠に申し訳ございません・・・)これは、私が思うに、ウエスのアルバムの中で最も有名なものでは無いかと思います。これを初めて聞いたのは、まだ私が若かりし10代の頃、この頃ジャズに興味を持ち出し、当時の学校の先輩に「ウエスに駄作無し!!中でもこれが一番!!」と貸してもらったのがこのアルバムでした。まず一曲目は "Airegin"(これを「アラジン」と読んで凄く友人に馬鹿にされた・・・)テンポの速い曲で凄いな〜と思っていたのですが、これを親指だけで弾いていると聞いたときステレオに向かって土下座をしてしまいました。そのとき以来私は、オーディオに足を向けて寝た事はありません。あと、今になって思うと3曲目の "Polka Dots and Moonbeams"と最後の "Gone With the Wind" が ウエスの天才さが出ているのかなって思います。皆様も是非一度聴いてみて下さい。

2007年04月12日

大好きな一枚シリーズ(その2)

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大好きな一枚シリーズ第二弾は先日昇天された、”ゴット・ファーザー・オブ・ソウル” ジェームス・ブラウンのライブアルバム、"Love Power Peace" です。このアルバムは1971年パリのオリンピアで録音された、最も脂の乗り切ったのジェームス・ブラウンの最高のライブアルバムだと思います。バックはJB's。コテコテの濃厚ファンク!!「ファンクの帝王ここにあり。」という感じです。JB'sのメンバーは、ボビー・バードやフレッド・ウェズリー、セント・クレア・ピンクニー、ブーツィー・コリンズ、キャットフィッシュ・コリンズなどの強力な布陣。代表作やヒット曲が目白押し!!まさにこれでもかっ!!この一枚でごちそうさまです。特に、ギターのキャットフィッシュ・コリンズはフューチャーされていて、ファンクギターは圧巻。「ファンクギターはこうやって弾け!!」といわんばかりです。自然と体が動き、気がつくと絶叫している・・・そんな一枚です。

2007年04月19日

大好きな一枚シリーズ(その3)

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大好きな一枚シリーズ第三弾は Jeff Beckの "Blow by Blow" です。ジェフ・ベックといえば、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと3人で「三大ギターリスト」と世間ではいわれてますね。3人ともイギリスの「ヤード・バーズ」というロックバンドに在籍していたという共通点があります。結果して、クラプトンはブルース色へ、ジミーは後に「レッド・ツェペリン」を結成し、ハード・ロックの方向へ、ベックはいくつかのバンド、セッションを経てソロへとそれぞれ別々の方向に進むのですが・・・。さて、このアルバムですが、非常に評価の分かれる作品です。今までロック一筋のベックが、今までの方向を大きく変えたギターインストメンタルアルバムで、ミュージシャンもジャズ系のメンバーを起用し、もちろんサウンドもとてもロックとはいいがたいものとなっています。ロックからアプローチしたクロースオーバー・サウンドとでもいうのでしょうか。ロックファンからすれば駄作という人もいれば、私みたいにジャズ・フュージョンが好きな人からすれば名作という人がいます。ジェフ・ベックの音楽性の懐の広さはこのアルバムから十分感じられますし、本来彼がもっている「ロック魂」も十分感じられます。私は決してこのアルバムが「駄作」と思えません。非常に好きなアルバムです。

2007年04月24日

Gibson ES-175

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ドーモ店主でございます。本日はいつもと趣を変えて楽器の話などしてみようと思います。もちろん楽器の話といえばエレキギターです。第一弾はジャズギターリストの定番アイテム "Gibson ES-175" です。ギブソン社は歴史が古くもう100年以上前にはギターを作っていた会社です。そのギブソン社のフルアコースティック・エレキギターの最も代表的モデルがこの"ES-175"です。1950年代に販売され、当時の白人ギターリストがこぞって使用したモデルです。代表的なギターリストは”ジョー・パス”や”ジム・ホール”や”パット・メセニー”が使用しています。普通、この手のギターはギターの表板はスプルース(ピアノの響板に使われる板材)の単板削り出しを使用するのですが、"ES-175"はスプルースを薄いメープル材をサンドイッチにした合板を使用しています。これにより豊かな低域とアタックが抑えられる為、非常にメロウなトーンが得られます。ロック系でもこのギターを使用しているギターリストもいますが、(例えばイエスの”スティーブ・ハウ”)大体、音を歪ませると物凄いハウリングを起こしますので使い物になりません。ジャズギターのような鼻つまりのような”モコモコ”とした音を出すのに適してます。ロックをやるなら”Gibson Lespaul"や”Fender Stratocater"等をお勧めします。また、ブルースは出来なくはないのですが、やっぱりハードなブルースになると歪んだ音が不可欠になってきますので、この場合は"Gibson ES-335"をお勧めします。これらのギターは別の機会に取り上げてみたいと思います。

2007年04月28日

大好きな一枚シリーズ(その4)

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大好きな一枚シリーズ第四弾はチャーリー・クリスチャンの”After Hours"。邦題は「ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン」です。このチャーリー・クリスチャンによって初めてジャズ界においてエレキギターはソロ楽器としてサックスやトランペットと対等に渡り合えるようになったといっても過言ではないと思います。まさに彼は”モダン・ジャズ・ギターの開祖”といえる存在です。それまでギターといえば地味にコードを奏でるというリズム楽器という域を超えられなかったのですが、チャーリーが使用した"Gibson ES-150"とそのアンプ"Gibson EH-150"とチャーリーのホーンライクなフレーズによって、やっとジャズギターの夜明けが訪れたというところでしょうか。このアルバムは1941年に録音。トランペットのディジー・ガレスピー、ピアニストのセロニアス・モンク等と共演しており、ここから後のビバップへとつながって行くの伺える、実に粋なアルバムです。もう60年以上前の演奏なのですが、特にチャーリーの演奏は今聴いてもモダンでかっこいい。しかし絶頂期の彼はこの年、肺結核で25歳の若さで他界してしまいます。彼がもっと生きていればどんな演奏を残してくれたのだろう・・・。こんな事を考えながらお酒を頂くのも宜しいのではないでしょうか?

2007年05月27日

大好きな一枚シリーズ(その5)

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大好きな一枚シリーズ第五弾はMagic Samの"Black Magic"です。カテゴリー的のはブルースに入るのでしょうが、内容はどちらかといえばR&Bに近い感じが私にはします。先ず、特徴的なのはビヨンビヨンとしたビブラートとプレートリバーブの効いたギターの音。普通に聴いたらちょっと気持ち悪い音ですが、曲を聴くと「これしかない!!」という音です。曲もとっても軽快。泥臭さはあまり感じられません。ブルースとしてはかなりポップなのではと思います。ギターは派手さはありませんが、ツボの得たリフが何ともいえずにいい!!ブルース特有のコテコテの顔面と体がゆっくりネジ曲がってしまうチョーキングや、前に思わずつんのめってしまうモタリはあまりないですが、「初めてのBlues」には結構いいアルバムではないかと思います。ここを手始めに皆様も「ディープな世界」にいらしゃいませ・・・。

2007年06月11日

Fender Telecaster

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こんばんは。店主でございます。久しぶりにギターの話でも今日はしようと思います。前回は"Gibson ES-175"のお話を致しましたが、第二弾は"Fender Telecaster"についてです。このギターは1947年にレオ・フェンダーというラジオを修理するのをメインとしていた電気技師によって作成されたものです。この当時はリアに一つだけピックアップのついたものをエスクワイアーという名前で発表されていましたが、1950年にフロントとリアにそれぞれ一つづつピックアップをつけてブロードキャスターと名前を変え販売をしました。しかし、この当時、グレッチという楽器メーカーが同様の名前がついたドラムを販売しており、登録商標に問題が出た為、1951年にテレキャスターと名前を変更し、現在に至っています。このギターは、世界初の量産されたソリッドボディー(1枚の板で出来ていて、空洞が無い)でデタッチャブルネック(4本、または3本のネジでボディーとネックが固定されている。)のギターです。音はスチールギターを思わせるトレブリーな音も出せれば、ジャズでも十分通用する太い中低音も出せるなど守備範囲も広く、ブルース、ロック畑のギターリストに愛され、一部のJazz系のギターリストにも愛されています。代表的なギターリストはブルース界に多大な影響を残したマディー・ウォターズ、ローリングストーンズのキース・リチャーズ、スタックスレーベルのミュージシャン(オーティス・レディングやサム&デイブ等)のバックを支えたスティーブ・クロッパー、マイルス・デービスのバックを支えたマイク・スターン等がメインギターとして使用しています。構造、形、電気回線、いずれも極めてシンプル。しかし一度使うとそれから離れられない非常に奥が深いクールなギターです。ちなみに店主のお気に入りギターもテレキャスターです。これ一本でどんなジャンルもこなす事が出来ますし、頑丈ですから多少ぶつけたりしてもビクともしません。手荒にあつかっても何一つ文句をいわない「愛い奴」です。なんといっても、立って弾いても、座って弾いてもギター全体のバランスがいいので弾きやすい。これって結構重要ですよ!!(ただ、50年代のモデルのネックはかなり太いので、手の小さい人にはしんどいかも・・・。60年代以降のネックは握りやすくなってますので、こちらの方が個人的には好みです。)しかし、レオ・フェンダーはギターが全く弾けないのにこんなギターを作ってしまうなんて・・・。いや〜、恐れ入りました。

2007年06月23日

大好きな一枚シリーズ(その6)

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どうも、最近ブログの更新をさぼりがちの店主でございます。今回は「大好きな一枚シリーズ」第六弾、Pat Martinoの"Exit"です。パット・マルティーノは10代半ばで既にデビューし、60年代、70年代に多くのアルバムを発表し、一躍有名になったのですが、1976年に脳動脈瘤を煩い、第一線から突如退かざるを得なくなります。しかし、その10年後、奇跡的なカンバックをし、現在も現役でコンスタントに活動しています。パット・マルティーノの特徴は極太の弦から出されるダークで太い音で、休み無く弾き続けるマラソンのようなフレーズ、(これを真似したら腱鞘炎になる事間違いなし!!)そしてメジャーキーの曲もマイナースケールで弾いてしまう強引さ、(マイナーコンバージョンといわれてます。)とにかく個性的なギターリストです。一部では「ギター界のジョン・コルトレーン」といわれています。さて、この"Exit"は最も脂が乗り切った1976年の作品で、現時点ではパット・マルティーノの最高傑作といわれています。とにかくどの曲もいい。全力です。特盛り、汁ダク、ネギダク、生卵、お新香、みそ汁付きです。特に5曲目の"Blue Bossa"は何回聴いても飽きません。この曲だけでも、おかずとしてどんぶり飯三杯はいける!!そんな作品です。

2007年07月20日

大好きな一枚シリーズ(その7)

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ジメジメした天気が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?店主でございます。こんなときはご機嫌なナンバーを聴いて、すっきりしたいものです。そこでおなじみ(?)になりました、店主の「大好きな一枚シリーズ」第七弾は"Grant Green"の"Alive !"です。なんといってもこの人はファンキーでご機嫌なジャズを弾くギターリストです。スタンダードを弾いてもファンキーです。初めてジャズギターを聴く人には入りやすいと思います。このアルバムは1970年のライヴ・レコーディングでジャズというよりソウルに近いと思います。クール&ザ・ギャングのナンバーやアイズレー・ブラザースのナンバーなども演奏しています。特に4曲目の"Sookie Sookie"はのちにUS3がサンプリングにしてブレイクした曲です。きっとどこかで聴いた事があると思いますよ!!8曲目の"Maiden Voyage"はハービー・ハンコックで有名な曲です。グルーヴ感満点で思わず体がウニョウニョしてしまいます。アリナミン・・いやアドレナリン全開の大興奮アルバムです。

2007年08月17日

大好きな一枚シリーズ(その8)

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暑い!!暑い!!とにかく暑い!!猛暑の中、皆様いかがお過ごしでしょうか?店主でございます。店主の「大好きな一枚シリーズ」第八弾はT-Bone Walkerの"T-Bone Walker"です。T-ボーン・ウォーカーはブルースにエレキ・ギターを持ち込んだ最初の人物と言われており、モダン・ブルース・ギターの父といわれてます。あのブルースの巨人B・Bキングも彼にかなりの影響を受けています。このアルバムは1942年〜47年までのキャピタル時代の録音で、ブルースの名盤中の名盤といっても過言ではありません。ドラム、ピアノ、ベース、ギターにホーンセクションが入りサウンドは結構ゴージャス。「モダン・ブルース・ギターの父」という邦題タイトルが表す通り、ちょっとジャズぽいウォームな音色のギターがスインギーなホーンと相俟ってモダンでジャジーな雰囲気を醸し出しています。当時、交流のあったジャズ・ギターリスト、チャーリー・クリスチャンの影響も少なからずあるのかな?と感じます。(チャーリー・クリスチャンについては以前取り上げていますので、アーカイブをのぞいてみて下さい。)あまり泥臭さはありませんが、さらりとしたスモーキーなボーカルが心地よいです。(お酒も音楽もスモーキーなのはいいですね〜。シングルモルトで例えたらタリスカかな?)もちろんギターもそれまでのバッキング主体のギターワークでは無く、後のロックンロールに繋がるようなフレーズもあり、今聴いても十分モダンです。重たすぎず軽すぎず飽きずに聴けるアルバムです。特に8曲目の"Call It Stormy Monday But Tuesday Is Just As But" (ストーミー・マンデイ)はモダン・ブルースにおける定番中の定番です。これは一聴の価値がありますよ!!

2007年09月18日

大好きな一枚シリーズ(その9)

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もう夏も終わりかなと思ったら、今週に入り暑さが振り返しております。残暑お見舞い申し上げます。店主でございます。夏の終わりにピッタリのアルバムを今回はご紹介致したいと思います。店主の「大好きな一枚シリーズ」第九弾はBaden Powellの"The Best Of Barden Powell"です。バーデン・パウエルはブラジルのギターリストで、特徴は素早いパッセージとサンバから強く影響を受けた力強いリズムです。特にアップテンポの曲でのコードワークは超人技です。とにかく超絶テクニックで空いた口が塞がりません。さて、このアルバムはボサノバに焦点を絞ったベストアルバムです。流石にベストアルバムだけあって超絶技巧のオンパレード!!ビフテキ20人前の濃厚アルバムです。一曲目の「イパネマの娘」から強烈なギターアレンジで驚愕です。イメージとしては「もの凄い働き者のイパネマの娘」と言う感じでしょうか・・・。ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョピンのような落ち着いた雰囲気はあまり感じられませんが、ピリッとスパイスの効いた演奏(効き過ぎかも知れませんが・・・)もなかなか良いですよ。夏を忘れられない貴方、夏を忘れたくない貴方、毎日が夏の貴方、夏を・・・。結局は皆様にお薦めです。是非、御一聴を・・・ 。

2007年10月16日

大好きな一枚シリーズ(その10)

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だいぶ涼しくなってきました。(もしかしたらもう寒いのかも・・・。)快適な毎日を過ごしております。メタボリックな店主でございます。今回は店主の勝手な「大好きな一枚シリーズ」第十弾 、Blues Brothers の "The Definitive Collection" をご紹介したいと思います。ブルース・ブラザースはアメリカの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の1コーナーから出来たバンドで、これが評判がよく、映画にまでなってしまいました。メインボーカルはジェイクとエルウッドのブルース兄弟(コメディアンのジョン・ベルーシとダン・エイクロイド)。バックバンドはギターにオーティス・レディングやサム&デイブを支えた、Booker T & The MG's のスティーブ・クロッパー、メンフィス・スリムやジェームス・コットン・バンドのマッド・マーフィー。ベースはスティーブ・クロッパーと同じくBooker T & The MG's のドナルド・ダック・ダンなど、超一流メンバー。テレビ番組のワンコーナーにしては明らかに贅沢です。このアルバムはサム&デイブやオーティス・レディングのヒット曲("Soul Man"や "I Can't Turn You Loose"等)やブルースのスタンダード("Sweet Home Chicago"等)など20曲が収録されており、そのうちの17曲がライブ演奏です。残りの3曲は映画で使われた曲(アレサ・フランクリンの"Think!!"、レイ・チャールズの"Shake Your Tailfeather"、スティーブ・ウィンウッドの"Gimme Some Lovin' ")が収録されいます。なんといってもスティーブ・クロッパーとマッド・マフィーがかっこいい!!そしてボーカル二人が楽しい!!これに尽きます。ブルースのアルバムとしては評価が分かれるところですが、良いアルバムであることは間違いありません!!ノリノリのご機嫌なアルバムです。あと余談ですが、映画もなかなか良いですよ。ジェームス・ブラウンが牧師役で出演したり、アレサ・フランクリンやジョン・リー・フッカーやレイ・チャールズが出てたりして、またストーリーもめちゃくちゃ無理があり、かなり笑えます!!

2007年11月03日

大好きな一枚シリーズ(その11)

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どうも店主でございます。11月になりました。食欲の秋、芸術の秋でございます。本日、文化の日恒例の秋の叙勲も行われましたね。今年は三遊亭円楽師匠も叙勲され、笑点ファンの店主としては喜びもひとしおでございます。「山田君!!円楽さんに座布団三枚!!」さて、芸術と言えばこれです。「大好きな一枚シリーズ」第十一弾。Django Reinhardt の "Djangology" です。ジャンゴ・ラインハルトはベルギー出身のギターリストで、主にパリを拠点に活動し、バイオリニストのステファン・グラッペリと共にジプシー・スイングの創始者と言われています。ジャンゴの凄いところは18歳の時に火災に遭い、その時に左手に火傷を負い、薬指と小指が動かなくなるというハンデを背負ってしまいます。しかし、そのハンデを独自の奏法により克服し、「ジャンゴ・スタイル」を確立します。さて、"Djangology" は1949年の演奏でローマのクラブに出演した際に録音されたものです。音質ははっきりいって良いものではありませんが、バイオリンのステファンとジャンゴの掛け合いも素晴らしく、「花の都・パリ」の雰囲気がこのアルバムから感じられます。「マイナー・スウィング」や「ジャンゴロジー」「スウィング42」といった名曲の演奏が素晴しく、名盤といって間違いないと思います。しかし、このジャンゴという人はとても左手にハンデがあるとは思えません。凄すぎるとしか言い様がありません。「山田君!!ジャンゴさんにも座布団三枚!!」

2007年11月20日

大好きな一枚シリーズ(その12)

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寒くなりましたね〜。メタボにも堪えます。「冬のチワワ」の様に毎日プルプル震えております。外も寒けりゃ、懐も寒い・・・。店主でございます。寒い日には熱くなる曲を聴きましょう。おなじみ(?)店主の「大好きな一枚シリーズ」第十二弾。 "Santana" の "The Best of Santana" です。カルロス・サンタナといえばラテンロック(人によってメキシカンロック・・ん?それでは橋幸夫?)の第一人者として有名ですよね。最近では”Smooth"のヒットが記憶に新しいですね。"Smooth"もいいのですが、やはりサンタナは70年代あたりのレパートリーが素晴らしい!!この"The Best of Santana"はその頃の曲がぎっしり詰まっていて、サンタナを初めて聴く人はこの一枚でOKって位のThe Best of Best盤です。サンタナはとにかく鳴きのフレーズが良い。 官能ギターです。殿方も「ジュ〜ン」ってしちゃいます。"Europe" はまさに官能度120%です!!桃色です!!音がエロ過ぎます!!パンツ履き替えです!!また、 "Samba Pa Ti" や "Black Magic Woman" 等は柔らかな雰囲気、心地よいスローなラテンのリズムがたまりません。暖かい日だまりの中で昼寝をしている感じです。また、"Jingo" や "Oye Como Va" や "Dance Sister Dance" の様なラテン&メキシカンな熱い曲もあり、いや〜お腹いっぱいです!!寒い冬にテキーラをライムと塩でクイッといきたいですね!!そして、"Europe" の出だしで皆さんとろけてしまいましょう!!もちろん照明は "ピンク" ですよ!!小泉元首相も「官能した!!ありがとう!!」そんな一枚です。

2007年11月26日

なかなか粋なライブハウス @立川

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どうも店主です。最近は休みが少ないもので、以前のようにライブを聴きにいくことがあまり出来ません。昨日、久しぶりに時間があったので前から行ってみようと思っていた、立川のライブハウス Crazy Jamに行ってみました。昨日は通常の営業ではなく、どうやらパーティーだったようなんですが、図々しく店主はお店に入り込んでライブを楽しんできました。(お店のスタッフの方々、大変申し訳ございませんでした・・・)ステージに立っていたのは、お店のスタッフの方々。いや〜、演奏の上手いこと、上手いこと。店主はもうギターを弾くのをやめようかと思ってしまいました。このCrazy Jamの特徴はセッションの日が凄く多い!!お客様参入型(乱入型?)のかなりフリーなライブハウスです。最近、あまり気軽にセッションをさせてくれるライブハウスも少なくなっており、このようなライブハウスはとっても貴重です。Jazz、Soul、Blues、Rock、ノンジャンル、何故かユーミン・セッション等いろいろなセッションメニューがあります。プレイヤーの方々は是非、セッションに参加、大暴れ(あくまでも音楽で大暴れですよ!!本当に暴れてはいけません!!)してみてはいかがでしょうか?詳しくは Crazy Jam のホームページをのぞいてみて下さい。


2007年12月05日

Gibson Robot Guitar

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どーも。最近少々食い過ぎぎみで、夜中にお腹がすいてしまいます。隠れメタボの店主です。いや〜、昨日インターネットを見てましたら、妙なギターが出てきましたよ。世界初の“ロボットギター” がギブソン社より2007年12月7日に発売だそうです。ギブソン社曰く・・・

ギブソンがギターの概念をまたしても覆します。

ロボット工学のテクノロジー搭載の新製品だそうです。 ベースはレスポールモデル。ボディはメイプルトップ、マホガニーバック。ネックはマホガニー。指板はエボニー。色はブルー・シルバー・サンバースト・ニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュ。目玉はなんと自動チューニング機能搭載。弦を張り、トーンノブ兼用のスイッチを引くだけで、あとはギターが勝手にチューニングしてくれるらしいです。しかも、オープンチューニング、変則チューニングも瞬時に出来るそうです。(プレイヤーオリジナルのチューニングもメモリー出来るらしい・・・)凄いじゃあ〜りませんか〜!!ブリッジの所にセンサーがあり、それがギターのヘッド部分にCPUがあって小型モーター付きのペグに情報を送信し、ペグが勝手に『弦〜巻き巻き〜』してくれるそうです。ただペグにモーターなんか入れちゃって重くならないですかね?ただでさえレスポールは重いのに・・・。何?ペグは軽いらしい?ほんとかな〜?でっかいですよ。あのペグ・・・。でも、興味はすごいあります。ライブ中のチューニングってかなり面倒くさいし、オープンチューニングを使う曲などやる時は別にギターを一本用意しなければならないので、それが一本ですむなら便利ですよね〜。でもきっと高いんでしょうね。限定品みたいですし・・・。フェンダーでも出るのでしょうか?ロボット・ギター・・・。

2007年12月15日

大好きな一枚シリーズ(その13)

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寒いですね〜。朝はなかなか布団から出る事が出来ません。どうも店主でございます。さて、店主の「大好きな一枚シリーズ」第十三弾は "Larry Carlton" の "Larry Carlton" (邦題「夜の彷徨(さまよい)」)です。ラリー・カールトンは1968年にソロでデビュー。1971年にはウイルトン・フェルダー(T.Sax)、ジョー・サンプル(P)率いる、ザ・クルセイダーズに参加。この時に脚光を浴びる事になります。1976年にクルセイダーズを脱退。ソロ活動、セッション活動に移ります。また、数々の有名ミュージシャンとのコラボレーションもあり、スティーリー・ダンやジョニー・ミッチェル(Tp)、リー・リトナー(Gt)、スティーブ・ルカサー(Gt、元TOTO)やロベン・フォード(Gt)とのコラボレーションがあります。現在はボブ・ジェームス(P)の率いるフォー・プレイのメンバーとして活躍中です。使用ギターはGibson ES-335 で、このことから Mr.335 と言われています。BluesとJazzをバックグランドしたプレイで、スムースなフィンガリングと色気のある絶妙なチョーキングが特徴です。さて、この "Larry Carlton" はクルセイダーズ脱退後の1977年に発表したアルバムです。ラリーの代表曲といっていい "Room 335" が収録されており、もう30年も前の演奏ではありますが、未だに新鮮です。バックもベースにエイブラハム・ラボリエル、ドラムに元TOTOのジェフ・ポーカロ(故人)も参加し、LA系の爽やかな作品に仕上がっています。海辺のドライブのBGMには最適かもしれませんね。一聴の価値ありですよ!!Fusion全盛期の教科書の様なアルバムです。

2007年12月28日

大好きな一枚シリーズ(その14)

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2007年もあとわずかです。片付けなければならない事はいっぱいあるのですが、どれから手を付ければ良いか全くわかりません。「悩める子羊」店主でございます。さて、恐らく今年最後であろう店主の「大好きな一枚シリーズ」第十四弾は "Muddy Waters" の "The Best of Muddy Waters" です。マディー・ウォーターズはブルースシンガーでもあり、偉大なギターリストでもあります。本名はマッキンリー・モーガンフィールド (McKinley Morganfield)。マディー・ウォーターズの名の由来は彼が子供の頃、泥んこになって遊ぶのが好きだった事に由来しているようです。マディーはシカゴを拠点として活動し、エレキギター(主にFender Telecaster)を使ったバンドスタイルのブルースを確立しました。それがシカゴ・ブルースの形成に大きな影響を残した事からマディーは「シカゴ・ブルースの父」と呼ばれています。赤塚不二夫先生に言わせれば「ブルースのパパなのだ〜!!」です。そのキャラクターはかなり濃厚。特徴のあるディープな歌声。そして、豪快なボトルネックギター。まさにマディーはモダン・ブルース・ギターの第一人者であり、多くのブルース・ミュージシャンだけでなく、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ポール・ロジャースなど様々なロック・ミュージシャンにも大きな影響を与えています。さて、この "The Best of Muddy Waters" はの1948年から1954年の代表曲を集めたベスト盤でモダン・ブルース史上に輝く屈指の傑作アルバムといっていいでしょう。"I'm Your Hoochie Coochie Man" 、"I Just Want To Make Love To You" などはブルースの定番中の定番。独特のタイム感。黒々しさ。くどさ。非常にしびれます!!ウイスキー(なかでもバーボン)を飲みながら、どっぷりとブルース浸たりたい・・・。そんな時にはこれしかない!!そんな一枚です。

2008年01月17日

大好きな一枚シリーズ(その15)

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どうも、店主です。昨夜は東京で初雪が降りました。積らない程度の雪は風流があっていいですね。でも、雪の中、自宅に帰る時は凄く寒かったです。さて、その寒さを忘れさせる熱い一枚をご紹介!!店主の「大好きな一枚シリーズ」第十五弾は "Tal Farlow" の "Tal" です。タル・ファーロウは1950年代に活躍した白人ジャズギターリストで、オクトパスの異名を持つ大きな手から繰り出される超絶技巧テクニックで、後にジム・ホール、パット・マルティーノ、ジョン・マクラフリン、リー・リトナー等、多くのギターリストに影響を与えています。タルは1921年生まれで、元々は看板の絵描きをしており、20歳の時にチャーリー・クリスチャンに影響を受けてギターを弾き始め、なんと5年後にはプロギターリストとしてキャリアをスタートさせています。本当に恐るべき男です。さて、この "Tal" は1956年発表、タルのリーダー作としては6枚目のアルバムで、タル・ファーロウの全てが詰まったアルバムといってもいいと思います。カントリーから影響をうけたと思われるチキン・ピッキングやあたかもロックのような速弾き、ハーモニックス奏法など超絶技巧のオンパレード。でも、それにもましてバックのプレイヤーも負けずの超絶技巧。ピアノはエディ・コスタ。ベースはヴィニー・バーク。非常に濃厚です。特にピアノのエディの演奏は素晴らしいです。タルとのバトルは圧巻です。高速のユニゾンフレーズもこのアルバムの売りの一つでしょう。ユニゾン好き(?)のリー・リトナーもリスペクトするのも納得できます。ジャズをあまり聞かない人でも、ギター好きなら是非一度は聴いて頂きたい。そんな一枚です。

2008年02月02日

大好きな一枚シリーズ(その16)

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2月になりました。寒い日が続いております。明日は節分です。Bar Pentatonicにもいっぱい「福」が入ってくれると良いのですが・・・。店主でございます。さて、凍りつく様な冷たいサウンドをご紹介!!店主の「大好きな一枚シリーズ」第十六弾は "Albert Collins" の "Deluxe Edition" です。アルバート・コリンズはテキサス出身のブルース・ギターリストで1960年代から80年代に活動し、1993年に大変残念ながら癌で亡くなっています。フロント・ピックアップをハンバッカーにカスタマイズしたフェンダー・テレキャスターを使用し、強烈に高音を強調した凍りつく様な鋭角的なサウンドが特徴です。ついたあだ名が「アイスマン」です。プレイスタイルもかなり特徴があり、常にオープンFマイナーという変則チューニングを使い、キーの違いはカポタストで対応しています。ピッキングは指のみでピックは使用しません。右肩にストラップを掛け、5〜8人位縄跳びが出来る様な長いシールドケーブルを引きずってウニョウニョ動きながらギターを弾いています。オーソドックスなブルースも魅力ですが、ファンキーなギターも彼の魅力の一つです。さて、この "Deluxe Edition"はベスト盤で彼の旨味が凝縮されているアルバムです。全体的にはファンキーチューンが多いため、ノリノリで聴けると思います。ブルースの泥臭さが苦手な方でも、いい感じで聴けるアルバムだと思います。バーボンをロックで飲みながら聴きたいアルバムです!!

2008年02月20日

大好きな一枚シリーズ(その17)

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静かな、静かな立川シネマ通り。Bar Pentatonicは相変わらずゆったりとした時間が流れています。どうも店主です。そんな静かな夜にぴったりな一枚。店主の「大好きな一枚シリーズ」第十七弾"Johnny Smith"の"Kaleidoscope"です。ジョニー・スミスは1950年代に活躍した白人モダンジャズギターリストです。プレイスタイルは特にバラードでプレイされる洗練されたコードメロディーです。レガートで奏で、非常にスムースで美しく、無駄がありません。勿論、シングルノートでのソロプレーもなかなかお洒落でいいですよ。さてこの"Kaleidoscope"は1967年のアルバムで、ベンチャーズでおなじみの"Walk Don't Run"が収録されています。実はこの"Walk Don't Run"はジョニー・スミスのオリジナルです。ジョニー・スミスのアルバムではスタン・ゲッツと共演した“Moonlight in Vermont”が有名ですが、ギターリストとしてのジョニー・スミスとしてはこちらの「カレイドスコープ」の方がより力量の凄さを感じる事が出来ます。ハンク・ジョーンズ(P)等のバックメンバーのリラックスした演奏も素晴らしいです。白人ジャズギターリストとしてはジョー・パスやジム・ホールの方が有名で、なかなかこのジョニー・スミスには脚光を浴びる事がありませんが、全く負けていません。是非、聴いてみて下さい!!

2008年03月01日

Fender Stratocaster

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こんばんは。店主でございます。久しぶりのギターの紹介です。第三弾は最も有名なエレキギターといってもいいでしょう。"Fender Stratocaster"についてです。このギターは1954年にレオ・フェンダーによって作成されたものです。このギターは、前回紹介しました"Telecaster"と同じくソリッドボディー(1枚の板で出来ていて、空洞が無い)でデタッチャブルネック(4本、または3本のネジでボディーとネックが固定されている。)のギターです。しかし非対称のボディーの形(バランスをとる為にダブルカッタウェイを採用)、ギターを持ったときに腰や肘のあたる部分を削ったり(コンタード・ボディ)、シングルコイルピックアップが3つ付き、ブリッッジ一体のシンクロナイズド・トレモロというビブラート機能がついています。音色はテレキャスターに比べるとやや軽めで、ボディ上部にピックアップや配線を収納するために大きくボディが削られ、さらにボディ裏に張られたスプリングの影響か、"Gibson ES-335"のようなセミアコースティックギターぽっい感じがします。発売当初はあまり販売数がのびず生産中止寸前まで追い込まれましたが、革命的なロック・ギターリストのジミ・ヘンドリクスの使用により、一躍ロック・ギターのスタンダードとなってしまいました。その他ロック界ではエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ディープ・パープルのリッチー・ブラックモア、イングヴェイ・マルムスティーンが、ブルース界ではスティービー・レイ・ボーン、バディー・ガイ、マジック・サムが、R&B界ではシックのナイル・ロジャース、ジャズ界ではハイラム・ブロックがメインギターとして使用しています。(ただ大抵のギターリストはメインギターでなくとも、必ず使用しているといっていいでしょう。)非常に守備範囲が広く、ジャンルを選びません。さすが”世界のベストセラー”です。初めてのギターには、またステージでギターを持ち変えるのが面倒くさいギターリストにはまさにピッタリの一本です。ピックアップ・セレクター・スイッチをフロント・ミドルあるいはミドル・リアの中間で止めて音をミックスさせる、いわゆるハーフトーンはこのギターにしか出せません!!

2008年03月24日

大好きな一枚シリーズ(その18)

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午前中は結構、雨が降っていましたが、昼過ぎから雨もあがり、陽も差して来ました。天気に左右される立川シネマ通りにとっては非常に喜ばしい事です。こんばんは。店主でございます。本日は気分が良いので、こんな時に聴きたい、爽やかな一枚。店主の「大好きな一枚シリーズ」第十八弾は"George Benson"の"Breezin' "です。ジョージ・ベンソンはジャズ、フュージョンだけで無く、R&Bやポップスでも活躍する、ギターリスト兼シンガーとして有名ですね。最近はどちらかというとシンガーのイメージが強いのではと店主は感じています。しかし、ギターリストのジョージ・ベンソンはかなりの凄腕です。デビュー当時は「ウエス・モンゴメリーの再来」と言われたほどです。プレイの特徴は正確無比かつ高速のピッキング、ギターによるビバップ・スタイルの完成形とも言われる流麗なフレージング、ウェス・モンゴメリーの系譜を受け継ぐオクターヴ奏法とその発展形であるオクターヴ+五度奏法、洗練されたブルースフレーズ、自らスキャットしながらの強烈なギターユニゾンプレイ等、どれをとっても超一流のプレイです。「もっともっとガンガン、ギターを弾いて欲しい」そんな風に思ってます。さて、今回、紹介する"Breezin' "は1976年に発表したアルバムで、ビルボード・チャートのPOP、R&B、ジャズの各部門で同時1位に輝いた歴史的な名盤です。特にタイトル曲は彼の代表作となるほどにヒットしました。また2曲目の"This Masquarede"はレオン・ラッセルの曲で、この曲でシンガーとしても注目され、以後、歌も積極的に取り入れていくきっかけとなっています。ジョージ・ベンソンのギタープレイとしてはかなり控えめなものとなっていますが、ジャズとポップスの融合された心地よいギターはセンスの良さを感じます。海辺のドライブのBGMに最適!!30年以上前の演奏ですが、今なお、輝きは失せていません。是非、一聴を!!

2008年04月19日

大好きな一枚シリーズ(その19)

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どうも、店主でございます。夜は少しずつですが口コミによるお客様が増えて来ました。喜ばしい事です。あとはランチが・・・・。まあ始めたばかりですので・・・。でもランチ用のカレーは何故か夜に好評です。メニューには載せてませんが、カレーに余裕があればご用意できますので、Bar Timeでも是非どうぞ。さて、店主の「大好きな一枚シリーズ」第十九弾は"Robert Lockwood Jr."の"Steady Rollin’ Man"です。ローバト・ロックウッドJr.はかの有名なブルースマン、ロバート・ジョンソンの義理の息子です。といっても歳は4つしか変わらないのですが・・・。10歳の時にロバート・ジョンソンにギターの手ほどきを受けており、プレイスタイルも彼の影響を大きく受けています。ロバート・ロックウッドJr.は1930年代にプロして活動をはじめ、ハーピストのサニー・ボーイ・ウィリアムスンIIのバックでギターをプレイし、1950年代にはリトル・ウォルターやマディー・ウォーターズ等、数多くのブルースミュージシャンと競演しています。1960年代は活動をしていませんでしたが、1972年に復活し、2006年に亡くなるまで現役で活動しており、何度か来日公演もしています。プレイスタイルはロバート・ジョンソン直系のカントリー・ブルースがベースなのですが、それ以外にも9th等のテンションコードを使用し、ジャジーなプレイも得意で、特にソロプレイではそのジャジーでモダンなフレーズは類い稀なセンスを感じます。さて、今回、紹介する"Steady Rollin’ Man"は1972年に発表したアルバムで一線復活の第一弾アルバムです。つぼの得たバッキング、ジャジーでスムースなソロ、まさにモダンブルースです。泥臭いブルースとは違い、軽快で聴きやすく、お洒落にさえ感じます。サイドマンとしてもリーダーとしても超一流の「ブルース職人」の魂の復活アルバム。是非、ご一聴を・・・。

2008年05月21日

大好きな一枚シリーズ(その20)

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いい天気です。暖かい、いや暑いくらいです。キュッとビールでも飲みたい感じです。もちろん、ウイスキーのソーダ割りも良いですよ!!ご来店心よりお待ちしております。どうも店主でございます。さて、店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十弾は"B.B King"の"80"です。B.Bキングはたぶん最も有名なモダン・ブルース・ギターリストの一人といって良いでしょう。この人に影響を受けてないギターリストを数えた方が早い!!まさに「King of Modern Blues」です。B.Bキングは1925年生まれの御歳82歳。現役です。「御老公様」です。1950年代から活動をはじめ1951年に"3 O'clock Blues"や1961年に”Rock Me Baby"、1969年には"Thrill Is Gone"等がヒットし1951年から1985年までの間に実に74回もビルボードのR&Bチャートに載っています。プレイの特徴はなんといっても「スクイーズ・チョーキング」。ロングトーンから急にスッと絞り込むような独特のチョーキングです。キレのあるプレイが魅力です。歌声は非常に太く、まるでゴスペルの様。歌っているときにはギターを一切弾来ません、B.B.キング曰く「歌いながらギターを弾くことはできないんだ」ということだそうです。う〜ん、潔い!!さてこの"80"ですが、B.Bキングが80歳になったのを記念して発表したアルバムで数々の有名ミュージシャンと競演しています。エリック・クラプトンをはじめ、バン・モリソン、ZZトップのビリー・ギボンズ、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー、エルトン・ジョン、ホール&オーツのダリル・ホールら豪華メンバー。どの人と共演してもB.B節は健在。良いです!!クラプトンとの競演の”Thrill Is Gone"もなかなか格好いいです!!世界一元気なお爺さんの一人なんじゃないですかね。B.Bキング師匠は・・・。是非、御一聴を!!

2008年06月23日

大好きな一枚シリーズ(その21)

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だいぶ梅雨っぽくなって来ました。毎日ジメジメしています。晴れてもいないのに蒸し暑い・・.。嫌ですね〜。どうも、店主でございます。こんな日には少し静かなソロギターを聴くのも良いですよ。店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十一弾は"Joe Pass"の”Virtuoso"です。ジョー・パスは1929年生まれ。ギターは独学で始め、十代の頃からプロとしてプレイを始めましたが、二十代は麻薬で療養所にいた為、三十代になってから漸くメジャーシーンに出て来たギターリストです。オスカー・ピーターソンやエラ・フィッツジェラルド等、数多くの大御所と共演していますが、やっぱり、ジョー・パスの凄さを体感するにはソロ・ギターだと思います。プレイの特徴は第一にコードトーンを基本とし、アルペジオやクロマティックをもちいたビ・バップ的なアプローチはまさにジャズギターの教科書の様です。単音フレーズでもコードが感じられます。オーソドックスと言えばそうなのですが、結構、難しい事をやっています。なかなか真似のできるものではありません。でも何故か天才と言われる人は薄命で、このジョー・パスも1994年に65歳で亡くなっています。さて、この”Virtuoso"ですが、幾つかのジョー・パスのソロ・ギターアルバムの中でも最高傑作といって良いと思います。1973年の作品で完全にギター一本のみで録音されています。当然、オーバーダビング等はありません。完全生演奏です。フルアコ(Gibson ES-175)で演奏されているのですが、アンプは通されてないようで、生音マイク録りの様です。スタンダードを演奏しているのですが、かなり自由に弾いているので、原曲がわかりづらいかもしれません。でも、よく聴くと「ホー、ナルホド」と思いますよ。ギター一本だけで伴奏からメロディまで全部表現し、しかもインプロヴァイズしながら演奏するのは、驚愕に値します。まさに「名人」。アルバムのタイトル通りです。是非、ご一聴を!!

2008年08月18日

大好きな一枚シリーズ(その22)

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お盆休みも終わり、本日から仕事復帰される方も多いのではありませんか?どうも店主です。Bar Pentatonicは夏休みはありません。いつも通りです。さて、久々の店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十ニ弾は"The Lonnie Smith = John Abercrombie Trio"の”Afro Blue"です。このトリオはオルガンのロニー・スミス、ギターのジョン・アバークロンビー、ドラムのマービン・スミスで、ギターのジョンは非常に良いプレイをしています。ジョン・アバークロンビーは1944年生まれでオルガンのジョニー・ハモンド・スミスのバンドでプロ活動を開始し、現在はジョン・スコフィールドと並ぶ、代表的なJazz、Fusion系のギターリストとしてその名を欲しいままにしています。プレイの特徴は何とも言えないウネウネしたフレーズ。そのアウトフレーズはかなり前衛的です。一方でジム・ホールばりの和声フレーズもあり、実にユニークです。さてこの"Afro Blue"はJazz界の巨匠、ジョン・コルトレーンのお馴染みの曲のカバーをしており、ファンキーでソウルフルなロニーのオルガンとジョンアバの鋭角的且つ前衛的なプレイのバランスが実に面白く、格好いい!!アレンジも素晴らしく、"Impressions"や"Greensleeves"などはとてもスリリングなプレイが楽しめます。かなり浮遊感のあるギターですが、なかなかいいですよ。是非、ご一聴を!!

2008年09月19日

大好きな一枚シリーズ(その23)

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店主です。秋になり、夜は涼しくなって来ました。もう何日かすると昼間も涼しくなるのでしょうね。過ぎ去る夏よ今一度!!ホットな一枚をご紹介!!恒例、店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十三弾は"The Oscar Peterson Trio with Herb Ellis"の”Hello Herbie"です。ハーブ・エリスは1921年、アメリカ、テキサス州生まれのギターリストで1944年頃からプロとして活動を始め、1953年にピアニストのオスカー・ピーターソンのトリオで有名になりました。その後、ベン・ウェブスターやフリップ・フィリップス、ルイ・アームストロング、ジム・ホール、アート・ペッパーやエラ・フィッツジェラルド等の大物ミュージシャンと競演し、70年代に入るとジョー・パスとの活動や、バーニー・ケッセル、チャーリー・バードと共に“グレイト・ギターズ”を結成、数々の名演を残しています。プレイスタイルはジャズギターリストしてはかなり明るめな音色でストレートでシンプルなプレイ、また生まれがテキサスなのが影響しているのか、カントリーやブルースに影響を受けたドライブ感のある演奏が特徴です。さてこの”Hello Herbie"はオスカー・ピーターソンの強烈なピアノプレイもさることながら、ハーブ・エリスの怒濤の”根明かギター”が素晴らしい。気持ち軽く歪んだ音、チョーキング、なんでもアリです。まさにドライブ感満載のノリノリの熱い演奏が楽しめます。なんかウキウキした気分になって来ます。是非、ご一聴を!!

2008年11月17日

大好きな一枚シリーズ(その24)

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店主です。あっという間に11月も中盤です。本年もあと一ヶ月半となりました。本年中もどうやらBar Pentatonicは立川一隠れたバーで一年を終えそうです。まあいいか・・・。でも、旅行に行けない・・・いつの日になるのやら・・・。さて、久々の店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十四弾は"Jim Hall"の”Concierto"です。ジム・ホールは1930年ニューヨーク生まれの白人ジャズギターリストです。2008年現在で御歳77歳。勿論、現役です。1955年よりプロのキャリアを始め、1960年代はエラ・フィッツジェラルドやビル・エバンス、ソニー・ロリンズ、アート・ファーマー等とのサイドマンとしての活動を中心としていました。1970年代より自身の名義のリダー作を中心に活動、ロン・カーターとの「アローン・トゥゲザー」はかなりの話題になりました。また1990年代に入っても活動はますます盛んになり、ゲイリー・バートンとの競演や、ギター独奏のアルバムやパット・メセニーとの共作等が話題になりました。プレイの特徴はシングルノートでのソロ、そしてバックに回った時の独特のコードボイシング。音色はモコモコしてダークで太い。聴いて一発で「ジム・ホール」とわかる個性があります。ジム曰く、「ギターでフルートのように弾くイメージ」だそうです。さて、”Concierto"は1975年のアルバムで、ジムの最も最高傑作といっていい作品です。参加ミュージシャンも強力で、ジムとの数々の競演で息もピッタリのベースのロン・カーター、ドラムは最も有名なセッションマン、スティーブ・ガット、そしてトランペットにチェット・ベーカー等、非常に聴き応えのある演奏が入っています。特に一曲目の"You Be So Nice To Come Home To"(コール・ポータの名曲。ヘレン・メリルの歌で有名)や四曲目の"Concierto De Aranjuez"(アランフェス協奏曲の第二楽章。マイルス・デイビスの演奏で有名。)は凄くかっこいいです。是非、ご一聴を!!

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