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大好きな一枚シリーズ(その21)

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だいぶ梅雨っぽくなって来ました。毎日ジメジメしています。晴れてもいないのに蒸し暑い・・.。嫌ですね〜。どうも、店主でございます。こんな日には少し静かなソロギターを聴くのも良いですよ。店主の「大好きな一枚シリーズ」第二十一弾は"Joe Pass"の”Virtuoso"です。ジョー・パスは1929年生まれ。ギターは独学で始め、十代の頃からプロとしてプレイを始めましたが、二十代は麻薬で療養所にいた為、三十代になってから漸くメジャーシーンに出て来たギターリストです。オスカー・ピーターソンやエラ・フィッツジェラルド等、数多くの大御所と共演していますが、やっぱり、ジョー・パスの凄さを体感するにはソロ・ギターだと思います。プレイの特徴は第一にコードトーンを基本とし、アルペジオやクロマティックをもちいたビ・バップ的なアプローチはまさにジャズギターの教科書の様です。単音フレーズでもコードが感じられます。オーソドックスと言えばそうなのですが、結構、難しい事をやっています。なかなか真似のできるものではありません。でも何故か天才と言われる人は薄命で、このジョー・パスも1994年に65歳で亡くなっています。さて、この”Virtuoso"ですが、幾つかのジョー・パスのソロ・ギターアルバムの中でも最高傑作といって良いと思います。1973年の作品で完全にギター一本のみで録音されています。当然、オーバーダビング等はありません。完全生演奏です。フルアコ(Gibson ES-175)で演奏されているのですが、アンプは通されてないようで、生音マイク録りの様です。スタンダードを演奏しているのですが、かなり自由に弾いているので、原曲がわかりづらいかもしれません。でも、よく聴くと「ホー、ナルホド」と思いますよ。ギター一本だけで伴奏からメロディまで全部表現し、しかもインプロヴァイズしながら演奏するのは、驚愕に値します。まさに「名人」。アルバムのタイトル通りです。是非、ご一聴を!!

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2008年06月23日 17:06に投稿されたエントリーのページです。

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