開店一周年を無事迎え、少しホッとしている店主でございます。いつまでBar Pentatonicを営業できるかわかりませんが、できるだけ永く営業できるよう、これからも頑張っていきたいと思います。それでは開店一周年記念、店主のお薦めのお酒第十九弾は「グレンロセス1994」です。グレンロセス蒸留所は1879 年創業で、スペイサイド中心部にある小さな町ローゼスの中心部にあります。グレンロセス蒸留所のモルトは、カティーサークのメインモルトとしても知られ、マッカランやグレンリヴェットとともに、スペイサイドを代表する蒸留所として高い人気をがあります。酒造の特徴は、熟成の年数よりも熟成過程に重点をおいていて、樽の選定を非常に重要視しています。スペインでシェリーの熟成に使用したアメリカンオークとスパニッシュオークの二種類の樽で熟成したモルトを使用していて、味、香りの深みを生み出すために、ファーストフィル(新しい樽)とセカンドフィル(一度ウイスキーの熟成に使用した樽)のシェリー樽を組み合わせて選定しています。また水の品質にもこだわっていて、水源であるロセス川上流の源泉周辺一体の土壌を所有し、徹底した水質管理を行っています。コンセプトは「熟成の出来の良いヴィンテージのみを商品化する」。1994年に熟成年数ではなくヴィンテージのオフィシャルボトルをリリースし、以来数多くのすばらしいヴィンテージモルトを手がけています。(実はグレンロセス蒸留所の生産のメインはカティーサーク等のブレンデッド・ウイスキー用としての蒸留で、シングルモルトとしてボトリングされるのは、全生産量のたった2%のみと言われています。かなり貴重なウイスキーですね・・・。)さて「グレンロセス1994」は1994年に蒸留され、樽に貯蔵された最高品質のモルトウイスキーをヴィンテージ・モルトとして選定し、2003年に瓶詰めしたものです(いわゆる12年ものです)。そしてラベルにはマスターブレンダー手書きのテイスティングノートと蒸留年月日、ボトリング承認年月日が記載されています。 非常にこだわっています。色は透き通った黄金色。香りは砂糖菓子の様な甘い香り。味わいは最初はちょっとビターでスパイシーな部分もありますが、後から柑橘系のフルーツの様な上品な甘みが現れます。後味は長めで柔らかい感じがします。「こだわりの一品」是非、お試しください!!